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糖尿病内科・糖尿病センター

現代の生活習慣病のひとつとして糖尿病がありますが、自覚症状がなく、気づいたときには合併症(網膜症、腎症、神経障害)が進行してしまっている怖い病気なのです。当院では専門の糖尿病センターを設立し、地域に根ざした糖尿病教育・治療をトータル的に評価し、管理しています。

スタッフ

中野 昌弘 糖尿病センター長、日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会専門医・指導医
松尾 実奈 糖尿病代謝副部長、 日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会専門医
菊池 洋平 医員
 

日本糖尿病療養指導士 4名 地域糖尿病療養指導士 15名


診療内容、特色

●外来では、診察までの待ち時間を利用して、看護師・管理栄養士による糖尿病療養指導療  養支援またはフットケアを毎日行っています。患者さん一人一人に合わせた、きめ細かな指導と、併設した眼科との連携で合併症の予防に努めています。

●隔週月曜の午後にフットケア外来も開設しました(要予約)。.神経障害などで、定期的なケアが必要な方の為の外来です。

●初めて糖尿病と診断された方、または血糖コントロール不良な方には教育入院をお勧めしています。二週間の教育入院のカリキュラムに沿って、食事と運動の効果を体験していただき、糖尿病についてのしっかりとした知識を習得していただけるよう努力しています。

●入院ができない患者さんのための外来パス(ビデオ指導)も行っています。

●糖尿病の治療は医師の力のみでは不可能です。 医師・糖尿病療養指導士(看護師・管理栄養士・薬剤師)理学療養士が力を合わせてチーム医療を行っています。



目標:合併症を起こさない、起こさせない糖尿病療養!!

糖尿病センター長 中野 昌弘

糖尿病は、厄介な病気です。通常の感染症、脳や心臓の血管障害、悪性新生物、外傷などでは、発病した病気を如何に治すかが課題です。糖尿病、なかでも2型では、ほとんど症状がなく、患者様は何の苦痛もなく元気です。その元気な方の生活習慣を変える必要性を理解して、実行していただけるよう、どのように支援していくかが課題となります。
また最近の糖尿病の増加は、腎症、網膜症、神経障害など合併症の増加をきたし、特に透析患者の増加は大きな問題です。また中高年の脳卒中や心筋梗塞の危険因子として早期からの糖尿病管理の重要性が明確になってきました。
糖尿病の管理、合併症防止対策は、医師一人の力では、実現できません。多くの専門職の糖尿病療養指導士がチームを組んで、患者様が学習しよう、生活習慣を変えよう、定期受診を続けようという気持ちを持っていただけるよう支援したいと考えています。
昨年から、松尾、菊池と有能な中堅医師が固定し、チームの和も固まりつつあります。
センターのチーム医療の目標は、
1、患者さんのHbA1cの平均値を、7%以下へ
2、合併症を起こさせない、進行させない療養支援
3、中断者を減らす療養支援

 患者様に正しい知識を学んで、しっかりした動機付けをするには、教育入院のコースに乗っていただくのがベストですが、世の中が厳しくなり、何の苦痛もない糖尿病では入院できませんといわれる方が増え、次善の策としての外来ビデオ教室も軌道に乗ってきました。また今年は、療養指導士による足のチェックを行い、リスクの高い方へのフットケアを開始しました。



HbA1cの平均値の推移
年月 17.12 18.12 19.6 20.3 21.7 22.12
HbA1c 7.4

7.3

7.2 7.3

7.2

7.0

 7%以下はまだまだ道半ばです。

診療実績

管理中の糖尿病外来患者さん:813名(月)
HbA1cの平均値:平成18年12月:7.3%→平成22年12月7.0%


お知らせ

糖尿病内科外来

月曜から金曜の午前中に783人/月ほどの患者さんが月1回の外来受診をしています。毎回採血を行い、血糖・HbA1cは即座に結果がでるため血糖のコントロール状態がわかります。さらに糖尿病合併症の進行がないか各種検査(CT・MRI・最新の心・血管エコー機器など)を行なって評価することができます。当院には眼科腎臓内科も併設され、定期診察で網膜症や腎症の早期発見・治療をおこなうことができます。合併症が進行した状態でも眼科では光凝固療法のためのレーザー治療機器や腎臓内科では血液透析施設があるため早急な対応が可能です。

あけぼの会
当院には、社団法人糖尿病協会福岡支部に所属する患者会「あけぼの会」があります。患者会では、年2回の食事会や各種イベント、総会などが行われます。月に一度発刊される機関紙「さかえ」には糖尿病に関するさまざまなエピソードや最新の情報が満載です。
また、病院独自のあけぼの会新聞も発行し、患者様の生の声や白十字病院の情報をリアルタイムにお知らせしています。


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