無理のない範囲(軽い負荷、軽い運動)でマシンを用いた運動を実施していただいて、全身の活動性を高めていくのがパワーリハビリテーションです。自ら主体的に運動へ取り組むことで高齢者に自信と笑顔が戻り、介護を行う人たちの負担も軽減してきています。
当院では現在、個別対応でのパワーリハビリテーション実施を中心に行っています。リハビリテーションを開始された後、必要に応じてリハビリテーションプログラムの一手段として実施しています。
今まで280人以上の方に参加していただき、ほぼ全員に歩行スピードの改善が認められています。最も早くなった方は10m歩行(およそ横断歩道をわたる距離)時間に約1分要していた方が半分の30秒で歩けるようになりました。
当院はパワーリハ本部より認定指導員の資格を有しているスタッフが在籍していますので、安心して運動をしていただけます。急性期・回復期の患者様だけではなく、糖尿病患者様や呼吸器疾患を呈する患者様にも積極的に取り組み、効果が出ています。
●患者様の声
パワーリハビリテーションによって歩き方が良くなったり、歩く速さが速くなったり、バランスがよくなったりした例が数多く見られました。また日常生活の中でも自分で出来ることが増えたという声も聞かれました。
『おもしろかった。足の力がはいるようになった』
『初めはきつかったが、少しずつ体力がついてきました。』
『楽しい雰囲気でできました。ありがとうございました。』
平成15年度8月よりグループや個別対応での実施をしております。パワーリハ研究会本部や武内会長より直接指導を受け、本格的な実施を行っています。
平成16年度からは回復期リハビリテーション病棟の患者様を対象に取り組み、その対象範囲を広げました。当院は急性期から慢性期の患者様を対象とした理学療法・作業療法を展開している特長を生かして、急性期やハイリスク疾患に対してエビデンスを構築するように研究を進めています。当方人では西九州支部の拝命を受け、全国では初めて支部主催の学術大会を平成17年度に開催いたしました。
●研究活動について
当院では17年度までは西九州支部を中心とし、18年度より新設された福岡県支部(白十字病院リハ科)を中心として様々な研究を行っています。医学的見地からその効果を検証し、学術報告を行っております。
*第三回学術大会 脳卒中に対する効果
*第四回学術大会 作業療法の立場から
*第五回学術大会 糖尿病教育入院患者におけるパワーリハの取り組み
糖尿病に対する効果
急性脳卒中における効果検証
慢性呼吸不全に対する効果検証
FIMにおける比較
急性期・回復期病棟におけるパワーリハの取り組みについて
急性期血管障害患者に対するパワーリハの取り組みとその効果
慢性呼吸不全患者に対するパワーリハの取り組み〜ケーススタディを通して〜
パワーリハビリテーション実施群・非実施群のFIMの比較検討
*第六回学術大会 急性期脳梗塞患者におけるパワーリハの取り組み
1.5ヶ月パワーリハプログラムの取り組み 効果検証について〜第2報〜
慢性呼吸不全患者に対するパワーリハの取り組み
パワーリハビリ実施群・非実施群のFIMの比較検討
糖尿病患者に対するパワーリハの運動効果
*第七回学術大会 急性期脳梗塞患者におけるパワーリハの取り組み〜第2報〜
術後早期の大腿骨骨折患者におけるホリゾンタルレッグプレス導入の取り組について
*第八回学術大会 急性期脳血管障害患者におけるホリゾンタルレッッグプレスの効果
〜起立動作とADLに着目して〜
大腿骨骨折患者におけるヒッピアブダクション効果
E-mail : pt-fukuoka@hakujyujikai.or.jp


